小1の壁はまだまだ高い、放課後児童クラブの充実が必要です

スリール(株)が調査をした結果、働く母親の7割が子どもの小学校入学前に比べて入学後のほうが「仕事と子育ての両立が大変」だと感じていることが分かりました。その理由としては、持ち物・宿題など日々のサポート、長期休みの対応、PTA・保護者会などの学校行事、学級閉鎖などの対応などを挙げたそうです。
小1の壁を乗り切る中で、会社や学校・自治体に行ってほしいことを質問したところ、会社では「長期休み時の対応」、「就業時間の柔軟性」、「職場での小1の壁の理解促進」が上位に挙がり、学校・自治体では「長期休み時の学童開所時間の前倒し」、「保護者会の開催時間・参加形態の調整」、「学校からの連絡配布形態のオンライン化」が上位に挙がったそうです。
保育園は働く母親に配慮した対応をしてくれますが、小学校に入学した途端に放り出された気分になる保護者は多いです。
私自身も3人の子育てで小1の壁に3回ぶちあたり、仕事の継続を一部断念した経緯があります。
女性が子育てと仕事の両立をはかっていくには、やはり放課後児童クラブの充実が必要と考えます。